フラワーデザイナーの試験を目指して

日本フラワーデザイナー協会2級の出題テーマ、“高く挿された”です。10月の試験を目指して頑張ってみえる、長谷川紀子さんの作品です。このテーマのポイントは、重心を上にし、下部の茎を並行状に静的に仕上げること。「花を通して、文化的な仕事をしていきたい」という希望をお持ちの紀子さんは、いつも理論立てて花をとらえていらっしゃいます。紀子さんが教室に通うきっかけとなったのは、松坂屋のKIHANAプリザーブド作品展。私の7メートルの巨大な滝の作品を観て下さったことです。次回の作品展には、一緒にぜひ参加して下さいね!

更新日: 2009.03.26 (Thu)


カトレアのブーケ

先日、このコーナーでご紹介した、プリザーブドフラワーのカトレアのブーケが出来上がりました。大輪のカトレアを生かし、パステルカラーのプルメリアを添えました。こちらのブーケは、新郎のお母様から新婦さんへのプレゼントです。ブーケは本来、プロポーズに男性が女性に贈った花束から始まったもの。女性は、「イエス」の返事の代わりに、その花束から一輪抜き取り、男性の胸に挿したといわれています。ですから正式には、ブーケは男性が、ブートニアは女性がそれぞれプレゼントするものです。今は、ほとんど女性が注文にいらっしゃいますが、新郎のお母様の心配りは、嬉しいですね。今回、このブーケを作られたは、クリエイティブコースの太田さん。ご友人を介して、新郎のお母様からのご依頼です。多くの方の、「お幸せに」という気持ちがいっぱい込められました。

更新日: 2009.03.16 (Mon)


ミモザの春

ヨーロッパで、春を告げる花の代表といえば、「ミモザ」。ミモザの黄色で春が来るといわれています。KIHANA ガーデンでも、ミモザの花が咲きました。冬の間、落葉樹をメインとしたKIHANAガーデンは、常緑樹をメインとした和風庭園コーナーに比べると、淋しい状態でした。でも、この黄色のミモザを皮切りに、色々な花が楽しめる季節がやって来ます。次は、可愛いピンクの桃の花。この桃の花が咲く頃には、和風ガーデンの桜も競って咲き始めます。可憐な桃と、華やかな桜。どちらも気分を明るくしてくれる存在です。そして、花吹雪が舞う頃には、新緑の若葉がすくすく芽を出します。これから、KIHANAのお庭も忙しい季節を迎えます。今年は、暖かいので、桜も早いかもしれません。KIHANA桜が咲きましたら、またご報告いたします。

更新日: 2009.03.08 (Sun)



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