彼岸花 No.2

彼岸花というと別名は曼珠沙華。仏教の経典において曼殊沙華は天上の花、天界の花とされます。「マンジュシャカ」は古代インドのサンスクリット語で「赤い」の意味。その言葉が中国に伝わり漢字をあて花の名前に使ったのではといわれています。どうして彼岸花の別名になったかは定かではないようですが、赤いことからでしょうか?
他にも彼岸花には地方によって様々な呼び方があり100から1000ほどあるのではといわれています。その中の一つ「葉見ず花見ず」は、花の咲いている時に葉はなく、花が終わってから葉が出るという彼岸花の特徴を表したもの。韓国では想思華(相思華)サンチョと呼ばれるそうです。花は葉を想い、葉は花を想う。想い思われる花、ロマンティックですね。
駐車場とご近所方の畑の間あたりに咲いている赤と白の彼岸花です。

更新日: 2021.09.23 (Thu)


彼岸花 No.1

このところ午前は晴れていても午後は雨という日が続きました。秋分の日の今日は
よく晴れて暑いくらい。お彼岸のお墓参りにお出かけの方もみえますね。田んぼのあぜ道や、希花亭の庭に彼岸花が咲いています。おすすめフラワーでもよくご紹介しています。この彼岸花、お彼岸だな〜と思い辺りを見ると、あっ咲いてる!と突然気が付くそんな印象のお花です。
彼岸花は球根植物。芽が出て1週間から10日くらいで開花するそうです。1日に10センチ伸びることもあるとか。突然気が付くような印象はそのせいですね。彼岸花のように殆ど葉をつけず花のみをつける茎を花茎(かけい)いうそうです。花が終わると葉が出ます。冬の間に葉が茂り、光合成をして球根に栄養を蓄えます。春が過ぎた頃葉が枯れ、夏の間休眠状態になり秋を迎えるというサイクルだそうです。「彼岸花の葉」を検索して、あーそいうえば見たことある!花が終わったら葉にも注目したいと思います。

更新日: 2021.09.23 (Thu)


秋の庭 サルスベリ(百日紅)

夏から秋にかけて長い期間、次から次へと花を咲かせてくれるサルスベリ(百日紅)。希花亭の門から一番最初に目に入る場所に植えられています。おすすめフラワーでも何度かご紹介してきました。今日のサルスベリは教室ではなく自宅の庭からご紹介です。見えますか?真ん中あたりの茶色い細長いもの。木の皮がはがれ垂れ下がっています。何枚があったのですが、先日の雨で落ちてしまいました。
サルスベリは成長の段階で皮がむけることがあり、病気などではないそうです。皮がむけるのは、蔓状の植物に巻き付かれないようにする為という説もありました。新しくなった木肌は古い部分に比べて白くて、ツルツルスベスベ。夏の紫外線に疲れた肌には羨ましいお話かもしれません。

更新日: 2021.09.20 (Mon)



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