京都レポート No.9

こうして無事にデモンストレーションが終了。立ち見の方も多く、大勢の皆さんが見つめる中、「手が震えそう〜」と心配していたのですが、自分でも驚くほど落ち着いていて、気が付けばいつもの教室のように細かく作り方を説明していた私でした。でもそれが大好評だったようで、皆さんメモまでとって下さったみたいです。ステージから下りバックヤードから客席へ向かうと、全然知らない方々から握手まで求められ感激。それはデモの翌日のコンテスト会場まで続きました。こんなに落ち着いて出来たのは、きっと豊田からお越し下さった皆さんのお陰です。デモをする前から、私がどんなに緊張しても、もしかしてお花を倒しても、教室の皆さんだけはうんうんとうなずいて聞いてくれるよね…と思っていたから心強かったのです。皆さん、応援ありがとうございました。

更新日: 2016.03.29 (Tue)


京都レポート No.8

最後の作品は何か面白いブーケをご提案したいと思ったのですが、展示ではなくデモという形態から作る工程に変化があり、驚きのある作品をデザインしました。以前からKIHANAガーデンに咲く柏葉アジサイを見ながら、こんなブーケを作ってみたいと思っていたので、今回はリューココリーネとミニの胡蝶蘭で挑戦です。
実はこのブーケ、NFD3級出題テーマの一つ円錐形のブーケと同じテクニックで巻き上げられているのです。その花束をリューココリーネで作った専用ホルダーに入れ、そして透明チューブとスチールグラスで作った茎にジョイントするという流れなのです。海外のプレスの方にもとても感動していただき、「このブーケを持って」とリクエストされ、なぜか私、ブーケを手に撮影です。翌日、エリー・リンさんのステージで同じプレスの方にお目にかかったのですが、「良かったよ」とまたお声を掛けていただきました。

更新日: 2016.03.29 (Tue)


京都レポート No.7

「先月の今頃は京都に行っていたね」と朝食をとりながら姉から言われました。本当だ、ちょうど1ヶ月。足元でくつろぐ我が家の猫みーちゃんに、「みーちゃんも病院に預けられて大変だったね」と話かけました。京都には姉も同行した為、みーちゃんはかかりつけの動物病院さんにお泊り。かかりつけといっても普段病院に行くことはめったになく、お預けするのも久しぶり。連れて行った姉によると、ウォーウォーと低い声で鳴き、感電したのかと思うほど震え、毛が逆立ち、看護師さんに驚かれるほど。念のためエリザベスカラーを着けてくださいと姉は頼まれたそうです。心細くて震えるみーちゃんの姿に、月曜日のお迎えが一日早まり病院のお休み日曜日になりました。代わりに迎えにいった叔母によると、食いしん坊が全く食べずにいたようです。みーちゃんゴメンね。4作目の作品をご紹介するつもりでしたが、みーちゃんのお話になってしまいました。
今回のデモは、丸、三角、四角という基礎ともいえる幾何学形態から作品を考えてみたのですが、最後の作品は私が作品作りで大切にしている自然の形からデザインしました。私らしい作品といえると思います。詳しくは次の記事でご紹介します。

更新日: 2016.03.28 (Mon)



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