NFD愛知県支部総会 No.2

飛行機で福岡からいらしたという副島先生のデモは、計7作。先生のご実家の畑や庭などの可憐な花たちを使われた作品も多く、どれも自然な花の動きを活かした優しい作品でした。器から、ゲリュースト(骨組)まで、すべて飛行機で運ばれたそうで、20キロの制限をクリア出来てホッとしたとお話してみえました。
そしてサプライズが起きました。デモ終了後、ブーケ、花束アレンジなど4作が出席者に抽選でプレゼントされたのですが、直子さんが当選。昨年は、岩井さんと私も当たってこちらで紹介しました。今年も当選で、希花亭のくじ運は続いているかもしれません^^

更新日: 2014.05.25 (Sun)


NFD愛知県支部総会 No.1

昨日は、日本フラワーデザイナー協会愛知県支部総会出席の為、刈谷市へ行って来ました。通常名古屋で開催されることが多い支部総会ですが、今年は刈谷市総合文化センター“アイリス大ホール”。刈谷市在住の直子さんによると、コンサートなどの開催が可能なホールとして新しく建てられたそうです。車で出掛けたのですが、駅からも雨に濡れず行き来が出来、とても便利で素敵な会場でした。
写真は総会後の付帯事業として行われた副島正英先生のデモンストレーションの様子です。

更新日: 2014.05.25 (Sun)


お花のプレゼント オダマキ(苧環)

先週の市場では嬉しい出来事がありました。いつものようにぐるりと歩いていると、「倉知さん」と呼び止められ、振り返ると「このオダマキ良かったら飾ってよ」とプレゼントしていただきました。オダマキはとても好きですが、中々レッスンで使えず仕入れることはあまりありません。思わぬプレゼントに何だか嬉しかったです。いただいたオダマキは、先日からご紹介しているギャラリーのガラスの器のアレンジに紫蘭と一緒に生けてみました。
オダマキは、日本、アジア、ヨーロッパを中心に約70種類ほど。日本では、日本原産のヤマオダマキ、ミヤマオダマキといった山地から高地にかけて分布し、白、紫、ピンクの花、草丈は20から30センチのものと、西洋オダマキの草丈70センチほど、赤、桃、白、黄などカラフルな花が咲くものとが見られます。花の外側の花弁のようなものは萼で、花弁は内側となります。名前は花の形が、苧という麻糸を中を空洞にして巻いた苧玉(おだま)に似ていることに由来とありました。苧玉巻きから苧環に。理解出来ずに、調べてみると機織り時に麻糸を巻いた糸巻苧環(おだまき)写真を見つけてなんとなく納得です。別名は糸繰草(いとくりそう)。おだまきという語は、くるくると糸を巻くことから、繰り返すの枕詞となっています。古くは古今集にも詠まれ、伊勢物語の「いにしえの しずのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな」を元歌とする静御前の「しづやしづ しづのおだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな」は有名ですね。 

更新日: 2014.05.18 (Sun)



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